2. 圧縮陳列−定番編−
2-2.定番のPOP
定番ゴンドラの上段を陳列スペースにしない場合は、大型のPOPを天井から吊るします。
カテゴリーの特性上、前述の「上段は大きめの商品」というのが必ずしもできないため、 代わってPOPで高さを演出するためです。
中段の棚には塩ビストッパーに帯POP、棚板にはシートPOPを入れ、什器がなるべく露出しないようにします。
非日常の空間を演出し買い物の楽しさを提供するためです。
売価が表示されている通常のPOPはフェイスに合わせた大きさのPOPを使用し、少しでもアピール力が増すようにします。
下段に関してはアイキャッチがしにくく、またボリューム感を演出するため中段よりも大きめのPOPで大きめの文字を使います。
小さなPOPではせっかくの山積み陳列もボリューム感が半減してしまうためです。
割引率に関しては定番のPOPは数が多く競合の価格調査に労力がかかるため、 スポット品のPOPと違いメーカー希望小売価格に対する割引率とすることが多いです。
<まとめ>
・上段には天井から大型のPOPを吊るす。
・中段には塩ビストッパーに帯POP、棚板にシートPOPを入れ、 売価の表示されている通常のPOPはフェイスに合わせた大きさのPOPを使用する。
・下段には大きめのPOPで大きめの文字を使う。
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2−1.定番の棚割
>2−2.定番のPOP>
2−3.数値を伸ばす方法(定番)